今年は十数年ぶりにお盆に休みがとれました。
首都圏から地方へ向かう高速道路は大渋滞。
今は渋滞予測なる便利なサイトがあり、半ば半信半疑で検索。
しかしながら、さすが予想は的中!!
一部事故渋滞があったもののほぼ予定通りで到着できました。
で、到着したのは自分の母の実家のある山梨県のとある山村。
でも、館林から2時間はかからないで到着できます。
着いてみて涼しさに驚き!
館林は暑くて有名になってしまいましたが、たかだか120キロ走るだけでこんなに気温が違うなんて。
さほど標高も高くないのですが、やはり緑が多いからでしょうか・・・
ここは甲州街道の宿場でもあった場所で集落が宿場町の名残が町のあちこちに残ってます。
昔ながらの木造建築は実に素晴らしいです。
最近では建て替えしてしまった家も多いですが、まだ当時のまま大切に住んでいる家もあります。
保存するには相当の費用と労力が必要かと思います。
空き家問題が顕著化している世の中でも日本の伝統建築として大切にしてほしいものです。
その裏には一面の畑があり、自家製野菜が季節を感じさせます。
館林に住んでいるせいか緑の山々が間近に迫る景色は正にリゾートです。
なんとテニスコートもナイター付きです。
自然の恵み沢山です!
伯母が手作りの酒まんじゅうを作ってくれました。
伯母さんの手つきは正に職人です。
ここまで作るのが一苦労だそうです。
麹菌を発酵させて一次発行させるのもすべて手作業。
まんじゅうの下に敷いてあるのは『まんじゅっぱ』というそうです。
こちらは比較的どこにでも自生しているそうです。(全然気が付きませんでした)
20分の蒸し時間で出来上がり!
ツヤツヤでピカピカの酒まんじゅうの完成です!
中には、こちらも手作りのあんこがぎっしり!!
おいしくいただきました。
最近ではこの酒まんじゅうを作れる人が少なくなってしまったそうです。
この伝統も残していってほしいものです。
人口も減っているのは館林も同様ですが、交通手段もより便利になった昨今です。
田舎くらしをする選択もあるのではと感じたお盆休みでした。